
「面接でどんな質問が来るのか不安…」という方も多いのではないでしょうか。
私自身の転職活動でも、実際に聞かれたのは定番の質問ばかりでした。
この記事では、よく聞かれた質問と回答例、Web面接の注意点や失敗から学んだことをまとめています。準備の参考になれば嬉しいです。
面接でよく聞かれる質問と私の回答例
自己紹介・職務経歴の伝え方
私の回答例:
「○○と申します。本日は面接の機会をいただきありがとうございます。大学卒業後、○○市役所で○○課と○○課に勤務し、広報や○○業務を担当してきました。広報誌やプレスリリース作成、SNS運用の経験を活かし、御社に貢献したいと考えています。」
- 冒頭に「本日はありがとうございます」で礼儀を示す
- 経歴は簡潔に要点をまとめる
- 最後に「御社で活かしたい」で前向きに締める
志望動機の答え方
私の回答例:
「御社を志望する理由は2点あります。1つ目は、○○(企業理念など)に共感したからです。2つ目は、これまでの広報経験を活かせると考えたからです。広報誌やプレスリリースで培った『分かりやすく伝える力』で、御社の魅力を発信したいと思っています。」
- 志望動機は「①共感+②自分の経験が活かせる」で構成すると伝わりやすい
転職理由をポジティブに伝える
私の回答例:
「広報としてキャリアを積みたいと考えたためです。公務員は異動が多く、広報を続けることが難しい環境でした。スキル向上のため資格取得やデザインスクール通学を行い、結果として広報コンクールで受賞、SNSフォロワー増加などの成果も出せました。広報を専門的に続けたいと思い、転職を決意しました。」
- 「ネガティブ要因(異動が多い)」は事実を簡潔に
- 「前向きな理由(広報を極めたい)」を主軸にする
強みと弱みの伝え方
私の回答例:
- 強み:学習意欲が高いこと。未経験からデザインを学び、広報誌の品質向上や受賞に繋げました。
- 弱み:1人で抱え込みがちでしたが、今は途中段階で周囲に確認するよう改善しています。
- 強みは「成果につながったエピソード」とセットで話す
- 弱みは「改善策」まで触れる
今後のキャリアプラン
私の回答例:
「広報としての経験を深めるだけでなく、IRやWebマーケティングなど新しい分野にも挑戦したいです。将来的には広報戦略を立案・実行できる責任者として、認知度や売上アップに貢献したいと考えています。」
- 「短期(3年程度)」「中期(5~10年)」と段階的に示すと具体性が出る
成果を出した経験
「広報誌のリニューアルでデザインを改善し、読者アンケートで満足度が大幅に上がりました。さらにSNS運用でもフォロワーを○%増加させることができました。」
- 数字や実績を入れると説得力が増す
休日の過ごし方
「子どもの習い事の応援に行き、保護者同士で交流(飲み会やバーベキュー)したり、ランニングでリフレッシュしています。」
- 「人柄が伝わる内容」+「バランスの取れた生活」を示す

内定先にはうっかり?「ざっくばらんに言うと飲み会です」と言ってしまったのですが、面接官が飲み会がお好きな方だったため、逆に好印象だったようです(笑)
ただし、どこの企業でも受けがいいわけではないと思うので注意した方がいいかもしれません。
転職活動の状況・志望度の伝え方
「他社も選考中ですが、広報ポジションに注力しており、特に御社を第一志望と考えています。」
- 正直に答えつつ「御社が第一志望」で締めると安心感を与えられる
逆質問
- 配属予定先には私と同じ業務を担当する方はいますか?
- 現時点まで自身でネットなどで研究してきましたが、入社までに業界のことについて、より理解を深めたいと思っています。皆さんが情報収集するときに参考にしている媒体などがありましたらご教示ください。
- 1日でも早く即戦力となり、御社に貢献したいと考えていますが、入社後はどのような流れで実際の業務に携わるのでしょうか?
- 将来的にはキャリアアップを目指して働きたいと考えていますが、御社に転職して現在活躍している人はどのような方ですか?
- 転職先で働く前提で考えて質問することで、相手に自分が働いている姿の想像を促す
- 「会社理解を深めたい」という姿勢を見せる
おすすめ動画はコチラ!
事務的に確認されること
- 現在年収と希望年収
- 入社可能時期
ここは淡々と正直に答えるだけでOKです。
Web面接で気をつけた3つのこと
一次面接ではWeb面接が多くありました。流れは対面とほぼ同じですが、環境面の準備が重要です。私は特に以下を意識しました。
- 通信環境は必ず有線接続
タイムラグが生じて相槌や返事のタイミングがずれることによるコミュニケーションストレスをなくすため - カメラは目線の高さに調整(PCを台に置く)
- 照明を事前に確認し、顔が暗くならないよう工夫
小さな準備ですが、印象が大きく変わるのでおすすめです。
面接で特に難しかった質問は?
特に「答えにくい」と感じる質問はありませんでした。
ただし回答を深掘りされることが多く、自分の答えに対して「なぜ?」を2〜3回繰り返し自問自答しておくことで、どんな角度から聞かれても落ち着いて答えられるようにしていました。
まとめ
面接で聞かれるのは、ほとんどが定番の質問です。
大切なのは「完璧な答え」よりも「自分の言葉で堂々と話すこと」。
事前に準備しておけば、トリッキーな質問はほとんどありません。
これから面接を受ける方も安心して、自信を持って臨んでください。応援しています!
次回:内定3社獲得の裏側ーー何が評価され、どう決断したのか?



コメント