転職エージェント4社を利用して分かった違いと選び方

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みおキャリ
みおキャリ

転職活動を始めたときにまず迷ったのが、「転職サイトと転職エージェントの違い」でした。求人を自分で探すのか、担当者にサポートしてもらうのか…初めてだと分かりにくいんですよね。
私も不安の中で複数のサービスに登録しましたが、実際に使ってみるとサポートの手厚さや担当者との相性に大きな差がありました。この記事では「マップ」「doda」「リクルートエージェント」「type」を利用した体験をもとに、私が感じたそれぞれの特徴を紹介します。

転職サイトと転職エージェントの違い

転職活動を始めるとき、多くの人が最初に疑問に思うのが、「転職サイト」と「転職エージェント」って何が違うの? ということではないでしょうか。

私の場合、初めての転職で分からないことが多く、一人では不安でした。そのため「キャリアアドバイザーのサポートを受けたい」と考え、転職エージェントを利用することにしました。実際に使ってみると、サービスごとのサポート体制や担当者との相性が大きく違うことに気づきました。

転職サイト

自分で求人を検索・応募するスタイル。代表例は「リクナビNEXT」「マイナビ転職」など。気軽に使える一方で、スケジュール調整や企業とのやり取りもすべて自分で行う必要があります。

転職エージェント

担当のキャリアアドバイザーがつき、非公開求人を紹介してくれたり、書類や面接対策をサポートしてくれるサービス。企業との日程調整も代行してくれるため、効率的に動けます。

転職サイトと転職エージェントの違いの詳細についてもっと詳しく知りたい方は、こちらも見てみると参考になるかもしれません。

doda|転職エージェントと転職サイトの違いは?メリットや使い分けの仕方も解説

利用する転職エージェントを決めるまで

登録のきっかけと利用の流れ

私は自己分析とスキルの棚卸を終えたタイミングで、以下の順番でエージェントを利用しました。

1社目:マップ

利用していたWebデザインのオンラインスクールで紹介されました。デザイン系や広報・広告・宣伝の求人を期待。35歳以上は利用不可と聞き、少し焦りもありました。

2社目:doda

マップで希望職種の紹介が難しいと言われたため、すぐに登録。大手で求人数も多いことから期待しました。

3社目:リクルートエージェント

doda登録の約1か月後に追加。こちらも大手という安心感から。

4社目:type

リクルートエージェントとほぼ同じタイミングで登録。typeを検索すると「女の転職type」と検索結果が出てくるように、女性向けに特化している点が自分の年齢やライフステージに合うのではと感じました。

実際に使ってみた印象

1社目:マップ

利用は1か月未満。年齢や民間経験がないことを強調され、希望していた広報職の紹介は全くなし。事務職やデータ入力中心で、目的とずれていました。
また、面談や電話での遅刻が2回あり、不信感を持って利用をやめました。

2社目:doda

担当はNさん。本当に最高のキャリアアドバイザーでした。年齢や公務員経験に引け目を感じていた私に「dodaには公務員専用チームがあり、同じ条件で転職した人もいますよ」と励ましてくれました。泣きそうになるくらい嬉しかったです。
時間厳守での連絡や対応も信頼できました。
求人は豊富でしたが、書類通過率は低め。

3社目:リクルートエージェント

担当は関西弁のお母さんのようなOさん。「大丈夫!みおさんなら行けますよ!」と背中を押してくれる存在でした。
書類はdodaよりも通る印象。面接対策は本格的には受けませんでしたが、志望動機の深掘りや壁打ちはしっかりしてくれました。内定を承諾したのは、こちらで紹介された企業です。

4社目:type

面談初回で相性が合わないと判断。担当者が「公務員を辞めるのはもったいない」という持論を長く展開し続け、相談というより説得されているような気持ちに…。結果的に利用はやめました。

WEBサイト・システム面の印象

1社目:マップ

専用アプリはLINEのようなUI。求人は少なめ。

2社目:doda

サイト・アプリの使いやすさが抜群。選考状況も視覚的に分かりやすい。

3社目:リクルートエージェント

求人数は多いが、サイトはやや使いづらい。アプリはなし。

4社目:type

本格利用前に退会したため不明。

最終的に残した理由

継続したのは doda リクルートエージェント。
決め手はキャリアアドバイザーとの相性と、圧倒的な求人数でした。逆にマップとtypeは相性が合わず、早々に利用をやめました。

複数利用してみた結果

特に初めての転職時、エージェント選びは「担当者との相性」がとても大切だと感じました。合わなければ担当者を変えてもらう選択肢もありますし、私のように複数社を併用するのもありだと思います。
また、大手はやはり求人数が多く、自分に合う求人に出会える可能性が高いです。

さらに、dodaのように公務員専用チームを持っているなど、手厚いサポートを提供しているところもあります。「自分一人では不安…」という人ほど、エージェントをうまく活用することで転職活動を前に進めやすくなると思います。

転職エージェント活用のヒント

複数登録もアリ

エージェントごとに得意分野や紹介企業が異なるため、複数登録しておくと選択肢が広がります。
ただし、多すぎると進捗管理が大変になるので、私の場合は2社を中心に利用しました。サポートの濃さは、担当者次第で差が出るので、相性の合う担当者に巡り合えるかも大きなポイントです。

担当者は“合わなければ変える”のもアリ

相性が悪いと感じたら無理して続ける必要はありません。担当者交代を依頼するか、他社にシフトする方がストレスが少なく、結果的に転職活動もスムーズになります。

私は担当者変更ではなく、他社へシフトを選択しましたが、早々に利用をやめたマップやtypeで担当者変更をしたら、そのまま利用を続けていた可能性もあると思います。

求人は“エージェント経由”と“自分で探す”を併用も

私は転職のサポートを受けたかったので、転職エージェント一択でしたが、求人の探し方は様々な方法があります。エージェントが紹介してくれる求人は安心感がありますが、全ての求人が網羅されているわけではありません。転職サイトや企業HPから直接応募する選択肢も持っておくと◎。

それぞれの求人の探し方を面白おかしく教えてくれるYouTube「転職エンジェル【転職のセンター試験 OSUMITSUKI】」さんです。他にも転職活動の参考になる動画がたくさんあるのでおすすめです!

サポートはフル活用する

書類添削、模擬面接、動画コンテンツなど「頼めば受けられるサービス」が意外と多いです。遠慮せず「ここを見てもらえますか?」とお願いすることで、自分の弱点を補強できます。

根拠ある「大丈夫」が安心につながる

転職活動は孤独との戦いでもあります。そんな中で支えになったのが、キャリアアドバイザーの「大丈夫ですよ」という言葉でした。根拠のない慰めではなく、これまでの事例や私の経歴を踏まえて伝えてくれる“大丈夫”だからこそ、安心して信じられたのです。相性の良い担当者に出会えると、活動そのものが前向きになります。

まとめ

転職活動では「サイト」と「エージェント」の両方にメリットがありますが、初めての転職や不安が大きいときは、伴走してくれるエージェントの存在が特に心強いです。

私が実際に利用して感じたのは、求人の数以上に「担当者との相性」が結果を左右するということ。信頼できる担当者と出会えたエージェントでは、安心して活動を進められ、最終的に内定にもつながりました。

おすすめは、大手エージェントを中心に複数登録し、自分に合う担当者を見つけてサポートを積極的に活用すること。そうすることで選択肢が広がり、転職活動を前向きに進めやすくなるはずです。

次回:書類選考はまさに数の勝負!200社応募したリアル

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